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予防と駆除

-おおまかな作業の流れ-

シロアリ防除には、建築物の新築時に行う予防処理と既存建築物に対して行う防除処理があります。

新築時に行う処理は、シロアリの被害と腐朽を予防する事を目的とし、既存建築物の処理は建築物を食害しているシロアリを駆除し今後の蟻害を予防する場合と、蟻害は無いが予防の為に行う場合とがあります。

シロアリ駆除-3
シロアリ駆除-4
シロアリ駆除-3
シロアリ駆除-4

ベイト工法

ベイト工法-1

ベイト工法という名称は、シロアリの駆除剤を混入した餌(ベイト剤)をシロアリに摂食させて、シロアリの集団を死滅させるシステムに対して(社)日本しろあり対策協会が付けた名称です。

ベイト工法のコンセプトはIPM(総合的害虫管理)の理念に沿ったもので、レスケミカル(少量 の薬剤)によって薬剤の環境負荷を低減するシステムです。この工法は、従来工法の約千分の一という少量 の薬剤を使い、しかも、その薬剤が環境へ流失しない閉鎖系のシステムです。

ベイト工法は、予めシロアリの好む餌(薬剤は入っていない)を入れたモニタリングステーションを地面 に埋設し、シロアリを発見したときにベイト剤をセットする方法と、ベイト剤を入れたベイト・ステーションをシロアリが生息している箇所に限定的に設置する方法とがあります。

ベイト工法-2
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